[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今週は京都競馬場で天皇賞(春)が行われる。昨年はディープインパクトが大本命馬として登場し、見事に期待に応える走り。しかし、その前は3年連続で大波乱の決着。混戦メンバーと予想される今年、頂点に立つのは果してどの馬か?
03年から突如荒れだした天皇賞(春)。現代の競馬で3000m超の長い距離を得意としている競走馬自体が少ないとはいえ、波乱続きとなっていた同レースは解釈が難しくなっていた。「本当に古馬最強馬決定戦と呼べるのか?」。そんな声も囁かれる中、昨年はディープインパクトが仰天の一気のマクリでレコード勝ち。要は真に強い大本命馬がいれば、話は早いというわけだ。天皇賞(春)は長丁場の特殊なレースだが、そのあたりは別に他のレースと変わらないようだ。
さて、今年の話だが、明らかに昨年とは違う状況。ディープインパクトのような不動の本命馬は不在で、03~05年のような結果に逆戻りする可能性は十分ある。しかし、考える方としても学習はする。
まずは、予想の指針を決める上で基本的なデータを提示する。上の表1は、過去10年の天皇賞(春)出走馬の年齢別成績。好走馬は4~5歳馬が中心で、連対馬に絞ると4歳勢が圧倒的に優勢。6歳以上になると大幅に好走馬の数が減っている。できれば中心馬は4歳馬から選ぶのが本筋。無論、“できれば”という条件付きで、4歳馬だからといって無条件に買っていてはキリがない。そこで、次からは4歳馬と5歳以上の馬という2つに分けて、考えていきたい。
まずは、4歳馬について。上の表は過去10年の天皇賞(春)で好走した4歳馬の一覧。全部で13頭の好走馬が出ているが、注目点は前年のクラシックの出走経験と実績。特に菊花賞は今回と競馬場が同じで、距離も200mしか変わらないレースなので必然的に関連性は高くなる。ここでポイントになるのは、菊花賞では必ずしも連対していることはないということ。着順は悪くても、勝ち馬から大きく離されていなければ情状酌量の余地がある。菊花賞で掲示板外からはスズカマンボ、ステイゴールドの2頭が巻き返しているが、勝ち馬との着差はそれほど大きくはなかった。スペシャルウィーク以外は、菊花賞で負けても勝ち馬から0.5秒差以内に入線していた。
そして、日本ダービーの成績も注目点。13頭中9頭がダービーにも出走していたが、すべて5着以内に好走していた。また、前走着順も気になるところ。前走掲示板を外して巻き返したのはヒシミラクル、マンハッタンカフェの菊花賞馬のみ。前走は3着以内に好走していることが望ましい。
次に5歳以上の馬について見ていこう。結論から言うと、5歳以上の馬は勢いと順調度が大きなカギを握る。上の表3は過去10年、天皇賞(春)に出走した5歳以上の馬の前走着順別成績。芝・ダートを問わず、OPクラスで前走連対していた馬が好走馬の大半を占めている。
上の表4は前走で連対し天皇賞(春)で好走した5歳以上の馬の一覧だが、05年に14番人気で2着のビッグゴールド、04年に10番人気で逃げ切ったイングランディーレもしっかり該当。前走が阪神大賞典や日経賞ではない異色のローテーションだったが、OPクラスのレースで連対という実績は同じだった。さらに有力馬を絞り込む場合は、過去の芝3000m以上の重賞勝ち鞍に注目。好走馬14頭中7頭に同実績があった。また、04年3着のシルクフェイマスのような連勝馬にも注意を払いたい。
一方、前走3着以下に敗れていたのにもかかわらず本番で好走した5歳以上の馬は、過去10年で3頭いる(表5参照)。3着以下といっても、前走の阪神大賞典の直線で不利があった03年2着のサンライズジェガー以外は前走掲示板。そして、3頭には芝2500m以上のG2以上での勝ち鞍があった。
【結論】
さて、それでは今年の天皇賞(春)を占っていこう。冒頭にも述べたように今年は昨年とは違う状況。ディープインパクトが引退し、古馬の芝中長距離界は戦国時代に突入。中心となるべく明け4歳勢だが、ドリームパスポートが阪神大賞典2着後、骨折でリタイア。アドマイヤムーンは、海外の国際レースに参戦しており、天皇賞(春)はパス。全体的に今年の4歳勢の手薄感は否めない。下の表6を見ればそのことがハッキリわかる。
今年の天皇賞(春)の4歳馬のエントリーは5頭。前述したようにできれば中心馬は4歳勢から選びたいところだが、かなり頭が痛い状況になっている。まず、ポイントとなる前年の菊花賞の成績だが、出走経験馬がネヴァブションとメイショウサムソンのわずか2頭。しかも、両馬ともに勝ち馬から0.5秒以上離された結果で、今回の有力馬の条件に合致しない。それでも買うならば実績的に2冠馬のメイショウサムソンだろうが、積極的には推奨しにくい。
4歳馬が厳しいとなると、5歳以上の馬になるが、果してどうか。5歳以上の出走予定馬は上の表7の通り。まずはポイントとなる前走の成績。前走OPクラスのレースで連対をしているのは、アイポッパー、トウショウナイト、ファストタテヤマ。中でもアイポッパーは、2走前にステイヤーズSも勝っており芝3000m以上の重賞を連勝中。5歳以上の表7の中では、筆頭格の実績を保持している。問題は7歳馬という年齢。表1のデータから、本来ならば中心には取りにくいところだが、今年の4歳勢があのような状況だけに勝機があってもいい。
あとの2頭だが、トウショウナイトはともかく、ファストタテヤマはどうか。前走1着だが、2走前には阪神大賞典で完敗している。それならば3着以下でも、同馬に阪神大賞典で先着し、過去に芝3000m以上の重賞で勝ったことがあるデルタブルース、トウカイトリックをヒモ候補として挙げておく。
ただいまコメントを受けつけておりません。