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東京競馬場でハンデ戦の長距離GⅢのダイヤモンドSが、京都競馬場で3歳重賞のきさらぎ賞が行なわれる。来週のGⅠ、フェブラリーSを前に一休みといった印象だが、今週は3歳クラシックで一歩抜け出た感のあるフサイチホウオーを追随する馬を探すべくきさらぎ賞を占うとともに、前回取り上げた岩田康誠騎手につづいて、安藤勝己騎手についても調査してみることとする。
先週末は共同通信杯でフサイチホウオーが、エルフィンステークスではウオッカがそれぞれ勝利を収め、牡馬、牝馬のそれぞれのクラシック戦線で抜け出たか、といった感じがする。今後の牡馬クラシック路線では、皐月賞に向けてフサイチホウオーと好勝負できそうな馬を探す方向に行くのだろうが、今週も3歳重賞のきさらぎ賞が行われるようなので、当コーナーではきさらぎ賞を取り上げてみようと思っている。
が、きさらぎ賞の検討に入る前に、前回から個人的に始めた騎手調査の第二弾ということで、安藤勝己騎手について調べてみようと思う。
まずは2006年の騎手リーディング。順位こそ4位となっているが、率を見れば武豊騎手についで実質的にナンバー2であることは疑いようのない事実である。率の上では武豊騎手>安藤勝己騎手>横山典弘騎手>藤田、岩田騎手といった感じになろうかと思う。
安藤騎手は全般的に得手不得手がないように思われ、主戦場の京都、阪神においても特に大きな差は見当たらない。それなりに騎乗数がある競馬場としては若干中京が良いように思われる程度だ。だが、微妙に中山競馬場の成績が悪いようで、よく見てみると重賞の勝鞍はこれまでわずか1勝のみ(2002年マーチステークスのマンボツイスト)となっている。
下部は成績が芳しくないと思われるもの、もしくは勝鞍が少ないものを抜粋
コース別成績を見てみると、東京、京都といったところで勝鞍を稼いでいることがわかるだろう。その中でも東京芝1800m、東京ダ1600m、京都芝1600mといったGⅠが開催される条件での成績が目立つが、その一方で中山での勝ちきれなさも目立つ。特に中山芝2000mでの不振(と言うといいすぎか?)がフサイチホウオーと臨むであろう皐月賞でどのように影響するかやや気になった。
こちらは調教師別の成績。なんとなく岩田騎手と同じような気がするが、もう少し細分化してみたところ、以下の調教師の特定の条件の時には逆らわないほうがよいということがわかったので列挙しておく。
鮫島調教師・・・1番人気時[4-1-0-1]、1,2番人気時[6-1-0-2]
松田国調教師・・・1番人気時[6-1-2-0]、2番人気以下時[1-0-0-6]
友道調教師・・・1番人気時[3-0-1-0]
橋口調教師・・・1番人気時[3-1-1-0]
たとえば、安藤勝己騎手が1番人気の松田国調教師管理馬に騎乗した際、[6-1-2-0]で3着内率100%だが、2番人気以下だと[1-0-0-6]と一気に信頼度が落ちるといった感じである。また、鮫島調教師の1,2番人気時が[6-1-0-2]で全体が[7-3-3-12]であると考えると、3番人気以下の場合は差し引いて[1-2-3-10]と今一歩なこともわかる。要するに勝ち負けになる馬しか安藤騎手には乗せないということもいえるだろう。
上記の該当馬を一通り見てみたが、好成績を収めている馬はある馬に集中して好成績を挙げているというほどでもなかったので、今後該当する馬がいたらチェックしてみようと思っている。
こちらは馬主別の成績。色分けは勝率を中心に見ているので必ずしも正しいわけではないが、こうやってみると社台、サンデーレーシング、近藤利一氏、ラフィアン、金子真人ホールディングスといった大御所的馬主の所有馬であまり良い成績を残していないように見える。その中で「ターフ・スポート」(ビーナスラインやローマンエンパイヤの馬主といえばピンとくるかもしれない)の所有馬に騎乗した場合の連対率が100%と秀逸である。複数頭(ストラディヴァリオ、ノーザンスター、ベレッツァ、テンカタイヘイ)で勝鞍があるので、ここも要チェックといきたい。
最後に乗り替わり前の騎手別成績を調べてみた。
安藤騎手は乗り替わり無しが49勝(約40%)、乗り替わり勝利が71勝(約60%)となっていて、岩田騎手(乗り替わり無しが30%、乗り替わりによる勝利が70%)と武豊騎手(乗り替わり無しが47%、乗り替わりによる勝利が53%)の中間に位置する感じだ。その中で、武、小牧、四位、福永といった関西の騎手からのごく普通と思われる乗り替わりが多い一方で、中舘、勝浦、小野といった関東の騎手からの乗り替わりにおいてかなり高い確率で結果を残しているところに注目したい。
その一方で、藤田、岩田、柴山、蛯名、佐藤といったリーディング上位のジョッキーからの乗り替わりでは今一歩といったところか。
ここまで長々と見てきたが、いかがだっただろうか?安藤騎手はキャリアも豊富で完成された騎手だと思うので、全体的に何か方向性があるというわけではないが、ところどころポイントとなる箇所は見つかったので、今回の分析結果をところどころ活用していただければと思う。
連対馬に必要な基本ラインは「当日6番人気以内、かつ、前走はGⅠ以外なら3着以内、かつ、3番人気以内」というところだろうか。 その中でも1~3番人気で3着以内に好走した馬に関しては(GⅠ出走のアグネスソニックを除くと)全ての馬が前走で3番人気以内に推されていたということに注目したい。意外とここで連対候補が絞れたりしそうだ。
前走レース別の成績をまとめてみた。白梅賞出走馬は白梅賞3人気かつ2着以内だとオール連対といったデータもあるのだが、残念ながら今年はステップとしている馬がいない。白梅賞につぐ好相性の若駒S、福寿草特別に関しても出走馬はいない。 また、新馬戦からの1勝は10年前のヒコーキグモで、キャリア2戦だったことで、キャリア1戦に関してはこれまで3着止まりとなっている。
その他で言うと、未勝利戦経由での3着内好走は今のところない。その一方で500万下クラスということでくくると[7-0-2-29]となっているのだが、3着以内の9頭は全て前走3人気以内かつ3着以内であるというデータも出ている。
武豊騎手騎乗馬についても調べてみた。 過去10年のきさらぎ賞で武豊騎手は9回騎乗していて、[2-4-1-2]と信頼性の高い結果を残している。少し眺めてみればすぐわかるが、前走で連対していなかった2頭を除くと全て3着以内となっている。また、3着以内の中で見ても、500万で勝てなかったアドマイヤフジは3着だが、それ以外は連軸としての役割をきっちりと果たしており、該当する出走馬がいれば、ここから入るべきではないかと思う。
ここは当然だが、オーシャンエイプスとナムラマースを中心としたい。オーシャンエイプスはキャリア1戦で、データ的には3着までだが、上位人気が見込まれる点や、前走上位人気である点に加え、何と言っても武豊騎手騎乗で過去に好走した馬とデータ的にも合致するということを加味し、打倒フサイチホウオーの期待を込めて中心視したい。
ナムラマースは重賞勝ち馬。前走ラジオNIKKEI杯でもフサイチホウオーと差のない競馬をしており、普通に見たらこちらを頭ととってもおかしくないだろう。たたき2戦目で鞍上にペリエ騎手を確保しており、差のない2番手候補とする。
ということで、以下の候補を探したいところだが、今回はここまで見てきたデータで今回の登録馬はほとんど引っかかるのでおおよそ今回はこの2頭で1,2着が決まるのではないかと見ている。
3着候補としては、500万下からの臨戦条件(上位人気で好走)を満たしているディープスピリット、本来ならば3番手候補の筆頭であろうアサクサキングスまでにとどめるが、重賞好走歴のある岩田-友道ラインのアドマイヤヘッドと先行しそうなサムライタイガースあたりを軽く注意してみようと思う。
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